【首里金城石畳道】歴史を感じながら歩く石畳道

沖縄県那覇市にある「首里金城石畳道(しゅりきんじょういしだたみみち)」は、琉球王朝時代からある石畳道です。

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首里金城石畳道基本情報

●住所 

●アクセス

【車】那覇空港より約25分、国際通りより約15分

【徒歩】ゆいレール首里駅より約15分、首里城守礼門より約5分

●駐車場 なし(周辺に「交通広場」という無料駐車場や、一般の有料駐車場があります。)

●入場料 無料

●那覇市観光協会ホームページはこちら

首里金城石畳道ってどんなところ?

首里金城石畳道は、琉球王朝時代の真珠道(まだまみち)の一部です。当時は首里城から国場川の真玉橋に至るまでの約10Kmの道でしたが、戦争でほとんどの部分は破壊されてしまいました。今残っている石畳道は約238mで、当時の姿を現在まで残しています。

石畳は琉球石灰岩の「乱れ敷き」で、表面には加工がされていましたが、長い年月が経ち現在は摩耗しています。

また、石畳沿いの民家の石垣は琉球石灰岩の「あいかた積み」という手法だそうです。

石畳道を散策する!

全長238mの金城石畳道。さっさと歩いてしまえばほんの10分ほどの道ですが、景色を楽しみ、史跡をめぐり、時には立ち止まって吹き抜ける風を楽しみましょう!

石畳道を登っていく!

今回は安里川側から首里城側へと坂道をまっすぐ登っていき、帰りはわき道に入りながら、史跡をめぐりました。首里駅から来たり、首里城に行った後に来るときは上から下へとくだっていくことになります。

石畳道です。ここからスタートします!

石畳道と道沿いの石垣。なんだか急に違う世界に来たみたいです。

のんびり歩きながら登っていきます。坂がちょっと急になってきました。ふと振り返ってみると、けっこう登ってきたみたいです。2月中旬ごろには道沿いの民家に桜も咲いています。

石畳道の真ん中あたりには赤瓦屋根の木造家屋があります。ここは、休憩所として開放されていて、だれでも利用することが出来ます。看板には「金城村屋(かなぐしくむらやー)」と書かれています。この日は町内会か何かの集まりだったようで、沖縄らしい民謡が流れていました。ここにお手洗いもあります。

金城村屋の横にはこんな立派な木が石畳の間に根をはって生えています。

金城村屋を過ぎると坂がさらに急になってきます。途中一部階段になっています。ところどころに、タイムスリップしたような立派な門の家もあります。

石垣に生えている植物を見てみると、見たことのないような不思議な植物も生えています。

 

頂上付近で振り返ってみると那覇の街が見渡せます。

これで、石畳道の首里城側の入り口に到着です。

石畳道をまっすぐ歩くとこんな感じです。まだまだ歩いてみたい!という時は、井戸や大アカギなどをめぐってみましょう!

石畳道にはところどころの分かれ道にこのような地図が立っていて、史跡が乗っているので目安になります。

首里金城町の大アカギ

大アカギへは石畳道の途中の分かれ道か、石畳道首里城側の入り口そばにある道路沿いの道から行くことが出来ます。道路側から行くときはこの石碑が目印です。

道路から入っていくとこんな道です。

 

石畳道のわき道から入っていくとこんな道です。

どちらも緑に囲まれたきれいな道ですよね。歩いているとワクワクしてきます。

歩いていくと、森の中の広場に出ました。那覇にもこんな場所があったんですね。この広場は「内金城御嶽(うちかなぐすくのうたき)」と呼ばれ、いくつかの拝所があります。

大きな木が何本か立っていますが、推定樹齢200年以上と言われているアカギの木が6本あるそうです。その中の1本は樹齢300年以上と言われています。

大アカギのそばには手書きの看板があり、それによるとこの樹齢300年の大アカギは年に1つ願い事をかなえてくれるという言い伝えがあるそうです。

石が積まれた拝所がいくつかあります。神聖な場所なので、見るときは大切にしましょう。

木々の間から街が見渡せます。

猫もここでのんびりしていました。

この空間はなんだか神秘的で、癒されます。しばらくここで木を見上げたり、ぼーっとしてみるのもいいですね。なんだかいつまでも居たくなるような場所です。

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史跡めぐり

金城石畳道の周りには古くからの井戸がいくつもあり、史跡として残っています。名前の呼び方も沖縄独特で面白いです。

金城大樋川(かなぐしくうふふぃーじゃー)

金城大樋川は、金城村屋のすぐそばにあります。

きれいなあいかた積みでつまれた石垣が段になっています。

水を覗いてみると、澄んだきれいな水です。今でも水が湧いているようで、小魚も泳いでいました。

琉球王朝時代は、坂道を行き来する人や馬がこの井戸でのどを潤したと言われています。また、17世紀末ごろには、大見武筑登之親雲上(オオミタケチクドゥンペーチン)がこの水をつかって沖縄で初めて紙を漉いたことが伝わっています。

仲之川(なーかぬかー)

仲之川は金城大樋川を通り過ぎて、さらに登って行ったところにあります。仲之川の入り口はすてきな緑のトンネルになっています。

こちらもきれいな石積みです。

上を見上げてみると、石と木の根が絡み合っていて、月日の長さを思わせます。

 

この仲之川は、金城大樋川と寒水川樋川の間にあることからこの名がついたと言われています。この井戸は水質、水量が優れていて、日照りの時には首里城内の御用水にもなっていたそうです。

潮汲川(うすくがー)

潮汲川は細い道を入っていったところにあり、少し場所が分かりにくいです。

ここも石積みと植物が一体化していています。

潮汲川は、かつてはこの近くまで入り江になっていて、水に塩気があったことからこの名が付いたと言われています。

新垣ヌカー(あらかきぬかー)

新垣ヌカーは石畳道を下から1/3ほど登ったところのわき道すぐのところにあります。

覗いてみると結構深いです。

新垣ヌカーは、この井戸のある屋敷の主である新垣恒佳(あらかきこうか)が、男子誕生を祈って私財を投じてつくった井戸だと伝わっています。

上ヌ東門ガー(ういぬあがりじょーがー)・下ヌ東門ガー(しちゃぬあがりじょーがー)

上ヌ東門ガー、下ヌ東門ガーは石畳道から少し離れています。

上ヌ東門ガーは、現在は木の板で蓋がされていますが、18世紀の首里古地図にも記されているそうで、住民の生活に欠かせないものでした。

下ヌ東門ガーも、現在では水が湧いていないようでしたが、かつては飲み水だけではなく、洗濯などにも使われ生活に欠かせないものだったそうです。

どの井戸もきれいな石積みでつくられていて、それぞれ形が違うので、時間のある方は回ってみてください!

石畳道もその周りも魅力たっぷりの首里金城石畳道。空いた時間にちょっと歩いてみるのもよし!じっくり歩いていろいろ回ってみるのもよし!です。

ぜひ、琉球王国時代の歴史を感じながら、沖縄の風を感じながら、歩いてみてください!

※記載している情報は変更になっている可能性がございます。

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