日本一早い沖縄の桜。北部から南部にかけて開花していくカンヒザクラという種類の桜です。早いところでは1月から咲きはじめます。本島南部の那覇では2月中旬頃が見ごろで、漫湖公園では2018年2月10日・11日に恒例の「那覇美らさくらまつり」が開催されました。
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那覇美らさくらまつり基本情報
●会場 漫湖公園(古波蔵側)
●住所
●アクセス
【車】那覇空港から約15分、国際通りから約15分
【ゆいレール】壷川駅から徒歩約10分、奥武山公園駅から徒歩約10分
●駐車場 あり(無料)
●トイレ あり(無料)
●開催期間 2018年2月10日(10:00~19:00)・11日(10:00~18:00)
※例年この時期に開催される
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沖縄の桜「カンヒザクラ」ってどんな桜?
本州で「桜」といえばソメイヨシノを指すことが多いと思いますが、沖縄で「桜」といえばこのカンヒザクラ(寒緋桜)です。1月~3月に咲く桜で、原産は中国、台湾のようです。
カンヒザクラの花びらは木によって色がまちまちで、薄い色をしたものもあれば濃いピンク色のものもあり、やや小さめの花が集まって咲きます。また、花は下に向いて咲くので、見上げるときれいに見ることができます。
ソメイヨシノと違って、花びらが1枚ずつヒラヒラ落ちることはなく、落ちるときはがくごとぽとっと落ちます。
カンヒザクラは寒さが一定になると開花するので、沖縄では桜前線は北部から南部へと移動していきます。
ちなみに花言葉は「あでやかな美人」「あなたに微笑む」「気まぐれ」だそうです。
漫湖公園ってどんなところ?
那覇市と豊見城市にまたがる大きな公園です。国場川を挟んで、古波蔵側と鏡原側に分かれています。那覇美らさくらまつりが開催されるのは、古波蔵側です。古波蔵側は川沿いに細長く続いています。
「湖」と付きますが、漫湖は湖ではなく干潟です。1999年には湿地とそこに生息する動植物を保護するラムサール条約にも登録されています。いろいろな種類の野鳥が生息していて、冬場には渡り鳥も観察できるそうです。鏡原側には漫湖水鳥・湿地センターがあり、資料を見たり、鳥の観察をすることが出来ます。
那覇美らさくらまつり
今年は二日とも曇り空で、10日は小雨がパラパラ降っていました。
那覇美らさくらまつりは漫湖公園古波蔵側で開催されます。噴水の近くには、数は多くないですが出店が出店していて、その近くのステージではイベントが行われていました。来ているのは地元の方が多いようでした。
沖縄では他県のように桜の木の下でレジャーシートをしいてお酒を飲むお花見というのはあまりしないようで、この日も屋台で買ったものを食べながら歩いて桜を見ている人がほとんどでした。
桜は公園内のいたるところにあります。川沿いの歩道ではきれいに並んで植えられています。
桜には個人の名前が書かれている札が立っているものもありました。植樹した人の名前でしょうか。
カンヒザクラは色の濃さもいろいろです。
ヤシの木と桜のコラボレーションも!これは沖縄ならではですね。
大きな公園なので桜を見ながらゆっくり一周すると、1時間弱かかりました。
今年のお祭りは終わってしまいましたが、まだまだ桜は楽しめます!ゆいレールの駅も近くアクセスも良いので、日本一早いお花見に来てみてはいかがでしょうか!
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