世界遺産!琉球王国の風を感じる庭園「識名園」

琉球王家最大の別邸と言われている識名園。緑の中を散策しながら、景色を楽しんだり、琉球王国時代に思いを馳せたり、穏やかな時間を過ごすことができます。

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識名園基本情報

●住所 沖縄県那覇市字真地421-7

●アクセス

【車】那覇空港から約25分、国際通りから約15分

【バス】識名開南線(2番)、松川新都心線(3番)、新川おもろまち線(4番)、識名牧志線(5番)、牧志開南循環線(14番)

いずれも国際通り周辺から乗車できます。識名園前下車。バスの本数も比較的多いです。

バスの路線図や時刻表の確認はこちら。(バスマップ沖縄)

●駐車場 あり(無料)

●入園時間 4月~9月…9:00-17:30/10月~3月…9:00-17:00

●観覧料 大人(高校生以上)…¥400/小人(中学生以下)…¥200

※保護者同伴の小学校就学前の子供は無料

※団体料金あり(20名以上)…大人(¥320)/小人(¥160)

●休園日 水曜日

※水曜日が休日の場合又は慰霊の日(6月23日)に当たる場合はその翌日

※臨時休園日の場合もある。

●お問い合わせ

識名園管理事務所…098-855-5936

那覇市市民文化部 文化財課…098-917-3501

那覇市公式サイトはこちら

識名園ってどんなところ?

シチナヌウドゥンとも呼ばれている識名園。2000年12月には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産に登録されました。

識名園の歴史

識名園は、18世紀の終わりごろに作られ、琉球王国の国王一家の保養や外国使臣の接待などに使われていました。首里城の南に位置することから「南苑」とも呼ばれていたようです。

識名園は日本の廻遊式庭園を基本として造られていますが、中国風のあずまやの六角堂やアーチ橋、琉球石灰岩で池の周りを囲ったり、沖縄独自の「あいかた積み」を用いて造られた育徳泉なども混在しています。和風、中国風、琉球風の良いところが合わさった庭園です。

識名園は沖縄戦で破壊されてしまい、今ある識名園は約20年かけて再建されたものです。

識名園をまわる

識名園に入ると案内板とともにいくつかの見どころスポットが紹介されています。

また、緑たくさんの庭園では、様々な自然を楽しむことが出来ます。

見どころを楽しむ

園内に入ると、いきなり那覇市内とは思えない静かな世界になります。(さすがに道路に接している場所は少し車の音が聞こえますが)

順路通りに回ると最初に番屋が見えてきます。ここは番人が詰めていた場所です。

通用門を過ぎると今度は正門が見えてきます。識名園の門はヤージョウ(屋門)と言われる屋根付きのもので、この形は格式のある屋敷にしか許されていなかったそうです。

石道を進んでいくと、育徳泉があります。この水が池の水源になっています。きれいな透き通った水です。また周りは琉球石灰岩を使って「あいかた積み」という沖縄独特の手法で造られています。

そして、大きな池に到着です。池のほとりには御殿(ウドゥン)があり、靴を脱いで中に入ることが出来ます。

中に入ると畳のいい匂いがかすかにします。廊下がいくつにも分かれていて、お屋敷といった感じです。

 

御殿から見る池はとてもきれいで、昔の人もここから池を眺めていたんだろうな、などと考えてしまいます。

次はいよいよ庭園です。池の中央には2つの石橋がかかっています。このアーチ橋は中国風のデザインです。

 

御殿の反対側には六角堂があります。この六角堂も中国風にデザインされていて、六角堂へとつながる橋は琉球石灰岩の一つ石で造られています。

六角堂側からは御殿を見渡すことができます。

船揚場を過ぎて坂を登っていくと勧耕台に到着します。勧耕台からは南部の街並みを一望することが出来ます。しかし、沖縄の高台からの景色としては珍しく海が全く見えません。これは、中国からの使節に沖縄が小さな島だと思われないように、あえて海が見えないように設計して広く見せようとしたと言われています。

 

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自然を楽しむ

識名園の広い敷地の中には様々な植物が植えられています。散策しながら足を止めて、観察してみるのも面白いです。

※虫の画像もあります。苦手な方はご注意ください。

正門からみる石道は天然の緑のトンネルのようです。

六角堂の近くにはランタナという低木があり、小さなかわいい花が沢山咲いています。花の色は黄色や淡紅色から橙色や農赤色に変わっていくそうです。この木は沖縄の歩道などにもよく植えられているので、街中でも見かけることの多い木です。

 

船揚場から坂を上がったところの木には、きれいに光るカメムシが集まっていました。ナナホシキンカメムシいう種類で沖縄などの南西諸島に生息しているようです。園内の掃除をしていたおじちゃんが、ここにきれいな虫がいるんだよと教えてくれました。

 

船揚場からはカラフルな鯉が見えました。

 

この他にもほんとにいろいろな種類の植物や動物がいます。お気に入りの木や花、生き物を探してみるのもいいですね!

まわるときのポイント

識名園をまわるときは、さっと回ると30分くらい、じっくり回ると1時間はかかります。

園内は石の道や、芝生、土の道などが多いので、歩きやすい靴で行ったほうが良いです。

自然がいっぱいの園内は蚊もいっぱいです。事前に虫よけスプレーなどで対策をしておいたほうが良いです。

また、アリなども足を登ってきたりします。苦手な方は、長ズボンなどで対策を。

那覇市内にありながら、自然も歴史も楽しめる識名園。ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。

※記載している情報は変更になっている可能性もございます。

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