意外と低い!?「沖縄の晴天率」晴れる確率はどれくらい?

沖縄といえば、太陽が輝く青い空に白い雲なんてイメージがありませんか?しかし、実際暮らしてみると、意外と晴れている日が少なく感じます。そこで、沖縄の晴天率について調べてみました!

今回は沖縄最大の街、那覇空港があり県庁所在地でもある那覇のデータを集めて比較しています。

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天気出現率でみる沖縄の天気

天気出現率とは?

「天気出現率」とは、過去30年間の統計からその日の天気の傾向を表したものです。

例えば、那覇の1月1日の天気出現率は

雨…43.3、曇り…10.0、晴れ…46.7

ですので、過去30年間では、雨の日が43.3%、曇りの日が10%、晴れの日が46.7%だったことが分かり、初日の出が見れる確率は五分五分といったところかな~なんて予想ができます。

この天気出現率は、大気現象、日降水量、日平均雲量から割り出されてます。それぞれの天気に優先順位が設定されていますので、1日で2つ以上の天候が観測された日は優先順位の高いほうが記録されます。

優先順位1 雪…雪、霧雪、細氷、ふぶきが観測されている

優先順位2 雨…日降水量1mm以上

優先順位3 曇り…日平均雲量8.5以上

優先順位4 晴れ…日平均雲量8.5未満

雲量とは、0~10の数字で表される雲の量の事で、例えば空全体の70%に雲があれば、雲量7となります。

那覇の天気出現率

那覇の天気出現率のデータを元に、月ごとの平均値を出してみました。

データは1981年~2010年のものです。

  曇り 晴れ
1月 33.9 27.2 38.9
2月 36.2 25.8 38.0
3月 38.1 21.5 40.4
4月 34.9 23.3 41.8
5月 37.2 22.8 40.0
6月 35.3 24.6 40.1
7月 28.3 12.8 58.9
8月 38.2 8.6 53.2
9月 37.4 7.1 55.4
10月 26.7 11.4 61.9
11月 28.3 20.6 51.1
12月 26.2 22.4 51.4

※出典 沖縄気象台ホームページ

※2月29日はデータが少ないため含まれていません。

※値は小数点第2位を四捨五入したものです。

このデータを見ると、2月が最も晴れる確率が低く、10月が最も晴れる確率が高いようですね。また、1~6月は晴れは40%くらいで推移していますので、あまり晴れる確率は高くないようです。梅雨時期の5~6月と1~4月では、意外とあまり晴れの割合は変わらないみたいです。

また雨は、最低が12月の26.2、最高が8月の38.2ですが、感覚的には夏場はスコールのような短時間でいっぱい降りすぐに晴れる雨、冬場は降ったりやんだり、やんでもどんよりした空が多い気がします。

沖縄気象台のホームページには日ごとの天気出現率が掲載されていますので、ピンポイントで知りたい日があるときは参考にしてみてください。

沖縄気象台ホームページはこちら

日照時間で見る沖縄の天気

日照時間とは?

「日照時間」とは、字の通り日が照っている時間の事ですが、定義として日照は「直達日射量が0.12kW/㎡以上」とされているとの事です。

また、「日照率」というものもあって、これは、日の出から日の入りまでの時間(可照時間)に対する日照時間の割合の事です。例えば、ざっくり言うと、日照率70%の場合は、その日の昼間のうち70%の時間は日が照っていた、ということになります。

そしてもう1つ「不照」という統計もあります。不照とは、1日の日照時間が0.1時間未満の日とされているそうです。なので、1月の不照日数は5日でした、と言われたら、1月は日が照った時間が10分未満の日が5日あったことになります。

那覇の日照時間

気象庁のデータをもとに、47都道府県の日照時間データを集めて比較してみました。統計期間は1981年~2010年の30年間で、データは30年間の平均のものです。基本的には各都道府県の県庁所在地のデータですが、一部、県庁所在地の日照時間のデータがなかった所では、他の地域のデータを使用しています。

《合計》は日照時間の年間の合計時間の平均値、《不照》は年間の不照日数の平均値、《日照率40%以上》は1日の日照率が40%以上の日の年間日数の平均値です。

この表は、年間日照時間の合計時間が多い順に並んでいます。

   都道府県 合計(時間) 不照(日) 日照率40%以上(日)
1 山梨県(甲府) 2183 42.8 233.5
2 高知県(高知) 2154.2 48.9 226.1
3 宮崎県(宮崎) 2116.1 50.6 215.5
4 群馬県(前橋) 2110.9 55.3 222.3
5 静岡県(静岡) 2099 50.8 219.4
6 徳島県(徳島) 2092.9 44.9 221.6
7 愛知県(名古屋) 2091.6 48.4 217.9
8 三重県(津) 2089 52.1 220.4
9 和歌山県(和歌山) 2088.8 40.3 219
10 岐阜県(岐阜) 2085.1 51.1 217.6
11 兵庫県(神戸) 2072.6 44.4 217.7
12 香川県(高松) 2053.9 42.2 216.4
13 広島県(広島) 2042.3 46 214.7
14 埼玉県(熊谷) 2042.1 61.6 214.1
15 岡山県(岡山) 2030.7 43.3 219
16 愛媛県(松山) 2017.1 44.1 207.7
17 大分県(大分) 2001.8 49.6 209.1
18 熊本県(熊本) 2001.6 46.7 206.7
19 大阪府(大阪) 1996.4 42.1 211.8
20 佐賀県(佐賀) 1969 46.8 203.9
21 神奈川県(横浜) 1964.4 59.6 205.1
22 長野県(長野) 1939.6 36.4 204.6
23 鹿児島県(鹿児島) 1935.6 47.8 199.3
24 茨城県(水戸) 1921.7 59.4 203.4
25 栃木県(宇都宮) 1911.3 60.1 199
26 千葉県(千葉) 1903.7 59.8 197.2
27 山口県(山口) 1894.8 48.6 196.3
28 東京都(東京) 1876.7 64.2 197.5
29 福岡県(福岡) 1867 50.5 188.9
30 長崎県(長崎) 1866.1 49.8 194.8
31 滋賀県(彦根) 1825.8 49.8 184.4
32 奈良県(奈良) 1823 42.6 190.7
33 宮城県(仙台) 1796.1 59.2 192.1
34 京都府(京都) 1775.1 47.9 189
35 沖縄県(那覇) 1774 44.7 184.4
36 北海道(札幌) 1740.4 39.6 172.2
37 福島県(福島) 1738.8 54.5 184.6
38 島根県(松江) 1696.2 51.2 165.1
39 岩手県(盛岡) 1684.1 52.3 175.6
40 石川県(金沢) 1680.8 56.7 159.9
41 鳥取県(鳥取) 1663.2 55.5 161.7
42 新潟県(新潟) 1631.9 57.6 156.1
43 福井県(福井) 1619.4 55 156.4
44 山形県(山形) 1613.3 45.9 158.4
45 富山県(富山) 1612.1 64 153.6
46 青森県(青森) 1602.7 47.1 149.4
47 秋田県(秋田) 1526 59.5 140.5

※データは気象庁のホームページに掲載されているものを参照しています。

この表を見てみると、沖縄は47都道府県中35位、あまり日照時間は多くありません。沖縄より下位の県はほとんど雪国ですので、沖縄の日照時間は雪国並みと言えそうです。沖縄の年間の昼間の時間は約4438時間ですので、年間の日照時間の合計が1774時間ということは、1年の昼間のうち晴れているのは約40%の時間ということになります。

この表を日照時間が一日の40%以上の順に並び変えてみても、沖縄は35位でした。40%以上の日は年間184.4日なので1年365日の内ちょうど半分は、1日の日照率が40%以上あることになりますね。

ちなみに、合計、日照率40%以上ともに1位なのは山梨県です。山梨と沖縄を比べると、日照時間合計では409時間、日照率40%以上日数では49.1日も差があります。

しかし面白いのは、不照の日を日数の少ない順に並べてみると、沖縄は47都道府県中11位になります。不照は44.7日なので、1年のうち約320日は少なくても1日10分以上は日が照っているということになりますね。

沖縄の日照時間を見てわかることは「日照時間は多くないし、昼の時間の40%以上日が照っている日も多くはないけれど、1日全く日が照らない日は少ない」ということになりそうです。

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雲の量で見る沖縄の天気

雲量とは?

「雲量」とは雲が空全体の何割を占めているかを0~10の数字で表したものです。空に雲が全くなければ0、空全体が雲に覆われていれば10となります。一般的には0~1は快晴、2~8は晴れ、9~10で雨が降っていなければ曇りとされているようです。

那覇の雲量

今回は気象庁のデータから2008年~2017年の10年間の雲量の平均を月ごとに出して見てみます。

《平均雲量》は雲量の平均値です。《日平均雲量8.5以上》は平均雲量が8.5以上だった日数の平均値です。《日平均雲量1.5未満》は平均雲量が1.5未満だった日数の合計です。

  平均雲量(雲量) 日平均雲量8.5以上(日) 日平均雲量1.5未満(日)
1月 7.93 17.3 1.2
2月 7.73 15.7 1.1
3月 7.52 14.7 0.8
4月 7.89 16.8 0.6
5月 8.17 19.1 0.7
6月 8.22 17.9 0.1
7月 6.72 9.3 0.1
8月 6.59 9.2 0.2
9月 6.51 9.7 0.4
10月 6.68 10.8 0.7
11月 7.52 13.7 0.4
12月 7.56 14.8 0.6

※データは気象庁のホームページに掲載されているものを参照しています。

表を見てみると、7~10月は平均雲量が6台と少なめになっています。5、6月は平均雲量が8台と多くなっています。11~4月は7台ですね。5.6月は梅雨の影響かと思います。日平均雲量が8.5以上の日も7~10月は比較的少ないので、7~10月は曇りの日が少ない日と言えそうです。

しかし、日雲量1.5未満の日は1、2月の方が他の月より多いです。といっても、1月が1.2日、2月が1.1日なので、月に約1日しかありません。平均雲量の少ない7~10月では、日平均雲量が1.5未満になる日はいずれの月も1日以下で、特に7、8月は7月が0.1日、8月が0.2日と大変少ないです。このデータは日ごとのデータの平均なので、時間帯で見れば快晴の時間があるのかもしれませんが、沖縄で快晴の空が見られる確率はかなり低そうですね。やはり、沖縄の夏は青い空に白い雲といった日が多そうです。

今回は、天気出現率、日照時間、雲量という3つのデータで那覇の天気を見てみました。これらのデータを見ると、沖縄は意外と晴れている日は少ないですね。今回調べるにあたって、気象庁のデータがいろいろ見れて面白かったです。ほかにも面白そうな統計があったので、また今度、別の視点から調べてみたいです!

※掲載している情報は変更になっている可能性がございます。

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